IR誘致 北海道のリゾート企業も秋元議員らを接待 18年2月に会食

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
秋元司衆院議員と北海道留寿都村幹部らが面会したとされるリゾート施設=留寿都村で2019年12月26日、鈴木拓也撮影
秋元司衆院議員と北海道留寿都村幹部らが面会したとされるリゾート施設=留寿都村で2019年12月26日、鈴木拓也撮影

 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)と、贈賄側の中国企業「500ドットコム」関係者らが2018年2月に北海道留寿都村を訪問した際、北海道を代表するリゾート施設で、村幹部らと会食していたことが判明した。同村でのIR参入を目指す施設の運営会社幹部も、この際の接待に加わっており、東京地検特捜部が経緯を捜査している。

 秋元議員は18年2月、家族で村を訪問。特捜部は、この旅行の航空運賃と宿泊代など、計約70万円相当をドットコム社側が負担したとして、贈収賄の容疑に含めている。

この記事は有料記事です。

残り698文字(全文972文字)

あわせて読みたい

ニュース特集