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ウマ女十番勝負

(12)ホープフルS 吹けよ、ハワイの風 ワーケア

2018年のホープフルSを制したサートゥルナーリア=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が予想する下半期G1シリーズもいよいよ最終戦。2019年を締めくくるのは、2歳王者決定戦、ホープフルステークス(S)=中山2000メートル、28日午後3時半発走。競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者は「経験の浅い2歳戦はいつ荒れてもおかしくない」としつつも、上腕二頭筋をたたいて「カッチカチやぞ」と叫びます。さあ、的中して「終わり良ければすべてよし」といきましょう。【中嶋真希】

 この連載で何度も本命にしてきたレッツゴードンキが21日、阪神カップでラストレースを迎えた。午後3時に仕事を終えると会社を飛びだし、「ウインズ後楽園」に向かって猛ダッシュ。ドンキちゃんの単複をにぎりしめて応援した。結果、長い写真判定の末、4着。「同着で3着では?」と思ったほどのきわどい勝負だった。今後はアイルランドに渡り、世界的なスーパー種牡馬、ガリレオと交配するそうだ。ドンキちゃん、さすが!

 「有馬記念でも勝ったリスグラシューを含む6頭が引退。大好きな馬たちが次々と引退してしまうのはさみしいけれど、また新たなスターが出てくるのは楽しみだな」と真希バオー。今週はJRAのフィナーレを飾るホープフルS。18年はサートゥルナーリア、16年はレイデオロが勝利。来春のクラシックに向けて見逃せないレースだ。

 「今年は世界のG1で日本馬が8勝。まだまだ強くなるぞ。次のスターホースが楽しみだな」と師匠の松沢記者。「過去10年のホープフルSの馬連(1、2着の馬を当てる)の配当は、3000円未満が7回と堅い決着が多いが、2回は高配当が飛び出しているから波乱も視野に入れておくといいぞ。経験が浅い2歳は、いつ崩れてもおかしくないからな」と指摘する。「ただ、今年はカッチカチになるんじゃないか。今年のJRA最後のレースを当てて、年明けの金杯を気持ち良く迎えようぜ」と意気込む。

松沢記者の本命は……

 ◎コントレイル、○ワーケア、▲ブルーミングスカイ、△ブラックホール、△オーソリティ、△ヴェルトライゼンデ

 松沢記者は、コントレイルを指名。「前走の東京スポーツ杯2歳S(東京1800メートル)は、ダノンキングリーが勝った今年の毎日王冠と0.1秒差。古馬ですら出せない時計(タイム)だぞ」と興奮する。

 1番人気になりそうなコントレイルを師匠が指名するなんて珍しい。「前走の激走の疲れはないのでしょうか?」と真希バオーが聞くと、「もちろん、その懸念はある。ただ、そんな危惧を上回る能力があるからな」と太鼓判を押す。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

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 ◎ワーケア

 新世代のスターを探し求める真希バオ-。これまでのレースを見返し、ワーケアのパワフルな走りが目に留まった。

 やや重の新馬戦(東京1800メートル)を最速の上がりで勝利。前走、アイビーS(同)は、重馬場で33秒3の脚を使い、2着を3馬身も突き放した。直線、ほかの馬と並ぶと、さらにもうひと伸び。東京コースしか走ったことがないが、渋った馬場を勝っているからスタミナはあるはず。新馬戦からずっとコンビを組んでいるルメール騎手が乗るのも心強い。

 「ワーケア」という名前は、ハワイの神話が由来。正月をハワイで過ごすことはできなくても、ハワイの風を感じさせるこの馬がちょっと早いお年玉をくれるかも。

アーモンドアイ、まさかの9着 リスグラシュー豪快に5馬身差

 中山競馬場で22日に行われた有馬記念は、2番人気のリスグラシューが有終の美を飾った。2着に3番人気のサートゥルナーリア、3着に4番人気のワールドプレミアが入った。真希バオ-の本命で1番人気のアーモンドアイは、まさかの9着に沈んだ。

 真希バオーは取材で地下馬道へ。競馬ファンでいっぱいになったパドックに向かう馬たちを観察した。陣営は、それぞれ「勝って戻ってこよう」と声をかけたり、興奮しないように落ち着かせたりと、大一番を迎える馬たちのケアをしていた。アーモンドアイは目を輝かせて、見事な仕上がりだった。

 しかし、有馬記念はいつも通りにはいかない。アーモンドアイは1周目にスタンド前を走った際、大歓声にスイッチが入ってしまい、リラックスした状態で走れなかったという。さらに、馬群の外に出すと早めにエンジンがかかってしまった。以前から自分の力でレースを進めてきた馬。賢さが裏目に出たというわけか。直線に入って抜け出し、一瞬リスグラシューと並んだが、ガス欠になって馬群に沈んでいった。一方、リスグラシューは、猛烈な脚でラストスパートをかけ、5馬身差の圧勝だった。

 思うような結果が出せなかったけれど、アイちゃんがいたからこそ有馬が盛り上がった。リスグラシューも彼女に勝ったからこそ、その強さが認められたと思う。

 あのトウカイテイオーだって1992年の有馬記念で11着と惨敗したんだもの。そして、1年ぶりの実戦となった翌年の有馬を勝って引退。アーモンドアイも、次のレースではいつもの強さを見せてくれるはずだ。まずはゆっくり休んでね。

★ ★ ★

 スプリンターズS 2100円払い戻し(単勝290円×5=1450円 複勝130円×5=650円)

 秋華賞 -1000円

 菊花賞 600円払い戻し(単勝外れ、複勝120×5=600円)

 天皇賞・秋 1350円払い戻し(単勝160円×5=800円 複勝110円×5=550円)

 エリザベス女王杯 -1000円

 マイルCS -1000円

 ジャパンC 3450円払い戻し(単勝510円×5=2550円 複勝180円×5=900円)

 チャンピオンズC 650円払い戻し(単勝外れ 複勝130円×5=650円)

 阪神JF 7150円払い戻し(単勝1120円×5=5600円 複勝310円×5=1550円)

 朝日杯FS -1000円

 有馬記念 -1000円

 収支 +4310円

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