10月12日から13日にかけて東日本各地を襲った台風19号。総務省消防庁のまとめによると、全国で死者99人(災害関連死含む)、行方不明者3人、負傷者484人を出し、全壊3081棟を含む9万1652棟の住宅に被害があった(12月12日現在)。被害が大きかった長野県や福島県などでは、それぞれの思いを胸に年の瀬を過ごす住民の姿が見られた。
「ぺったん、ぺったん」。千曲川の堤防決壊により約2・5メートルの高さまで浸水し、柱がむき出しになった長野市津野地区の妙笑寺で27日、氷点下近くまで気温が下がり雪が降るなか、元気な母子の声が響いた。境内には地域住民とボランティアら約20人が集まり、もち米を研ぐなど、28日の餅つき大会の準備をしていた。
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