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長野・台風19号被害2カ月半 可哀そうなリンゴ

千曲川の水につかったリンゴに手を伸ばす小川広さん。この木は樹齢40年。放置しておくと木に悪影響を与えるため全て廃棄した。「こんなに大きく育ったのに。リンゴがかわいそうだよ」。その姿に夕日が差していた=長野市で2019年11月21日午後3時50分、滝川大貴撮影

 「まだ残っていたか」。枝にぶら下がっていた一玉に手を伸ばし、ぬかるんだ足元に放った。台風19号で堤防が決壊した千曲川の河川敷から約200メートル西に住み、リンゴ畑のほとんどが被害に遭った長野市津野地区の小川広さん(67)は11月下旬、泥水につかり収穫できなくなった実を全て地面に落とした。

 「見た目は収穫期の熟れたリンゴそのもの。籠ではなく、地面に捨てる作業は目を背けたくなる」

 台風19号は10月12日、東日本を中心に各地を襲った。消防庁によると全国で99人が死亡し、全壊や半壊、浸水など9万棟以上の住家被害があった(12月12日現在)。長野県によると、県内の死者が5人、住家被害は8292棟(12月26日現在)にのぼった。一方、最大3万1700人以上が身を寄せた県内の避難所は、今月20日に全て解消された。

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