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ハンガリー・闘士の「変節」

/4 政府、メディア支配加速

独立メディアの維持に力を尽くす週刊紙「マジャール・ハン」のジョンボル・ジュルギ編集局長=ブダペストで

 「インターネットを見れば、報道の自由があることはすぐ分かる。ハンガリーの民主主義に問題があるという批判を私は信じない」=ハンガリー・オルバン首相。2015年、ハンガリーメディアのインタビューで

    ◇

 昨年夏、非営利団体「中央ヨーロッパ・プレス・メディア財団」(KESMA)の創設が発表され、ハンガリーの親政府系メディアの多くが財団に所属することとなった。売上高でみると、財団傘下に入ったのは民間メディアの約4割にのぼる。メディアを財団に無償で譲渡したのはオルバン首相に近い企業家たちだ。その後、政府を礼賛するほぼ同一の記事が各メディアに掲載されるようになった。「オルバン氏は堂々とメディア支配をするようになった」と専門家は嘆く。

 オルバン氏は02年、首相の座にありながら選挙で敗北した。複数の関係者によると、その後、自らに近い企業家と連携してメディアの買収を始めた。敗因を「メディア戦略の失敗」だと考えたからだ。

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