メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「隔離と暴力」宿題に 東大准教授・熊谷晋一郎さん(42)

熊谷晋一郎さん

 相模原事件は、時代を半世紀巻き戻すような衝撃でした。障害者運動が目指してきた優生思想への反対などの取り組みが、踏みにじられたようでした。

 被告は元施設職員でした。私自身も脳性まひで電動車椅子を利用しており、介助者がいなければ暮らしていけません。介助者との信頼関係は命綱ですが、事件によって、社会や身近な支援者への信頼感が掘り崩されるように感じました。

 事件は私に「宿題」を残しました。例えば「隔離と暴力」という問題です。重度の知的障害者だけでなく、精神科病院に隔離された精神障害者、刑務所に隔離された依存症の人などがいます。他に依存できるところを社会が提供しなかったために、隔離されている。問題意識を共有する人と、シンポジウムを開いたりしています。

この記事は有料記事です。

残り594文字(全文919文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 海からイノシシ、窒息死させて返り討ち 長崎の50代男性に警察官もビックリ

  2. 下船後に新型コロナ陽性続出「事後対応強化している」 菅官房長官会見詳報

  3. 声優の後藤淳一さんがバイク事故で死亡 「名探偵コナン」など出演

  4. 難病を紹介する動画 人気声優が拡散に一役

  5. 「笑点」公開収録を当面中止 新型コロナ感染拡大影響で 日本テレビが発表

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです