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冷凍食品100年 暮らしあたためて

台風被害のリンゴもおいしく被災地支援 食品ロス削減も スイーツも人気

台風の被害を受けた地域では、収穫前のリンゴが大量に落下し、農家に打撃を与えた=長野市穂保のリンゴ畑で2019年12月15日、原奈摘撮影

 2019年10月、大型の台風19号が日本列島を襲った。長野県北部の須坂市で果樹園を営む田中久子さん(45)は、強風で木から落ちたリンゴを前に途方に暮れた。台風の直撃前に収穫を急いだが追いつかず、行き場を失ったリンゴは計1トン近くあった。

 リンゴに目立った傷はなかったが、通常の出荷ルートでは「ただ同然」の価格にしかならない。大きな被害を受けた品種「秋映(あきばえ)」は長期保存に向かず、残された時間は少なかった。販売先を探していた時、知人を介して冷凍専門商社「デイブレイク」(東京都品川区)を知った。

 同社は食べられるのに廃棄される食品ロスを減らそうと、色むらや大きさの不ぞろい、小さな傷などで出荷対象にならない国産果物を生産者から買い取り、一口大の冷凍フルーツ「HenoHeno」として同年春から販売している。自然災害ではヒョウの被害を受けた果物に対応した経験があり、ニュースで被災地の惨状を知った社員から「何か力になれないか」と声が上がっていた。

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