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冷凍食品100年 暮らしあたためて

2020年は冷凍食品事業が始まって100年となる。暮らしに根ざしてきた1世紀をたどる。

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台風被害のリンゴもおいしく被災地支援 食品ロス削減も スイーツも人気

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台風の被害を受けた地域では、収穫前のリンゴが大量に落下し、農家に打撃を与えた=長野市穂保のリンゴ畑で2019年12月15日、原奈摘撮影
台風の被害を受けた地域では、収穫前のリンゴが大量に落下し、農家に打撃を与えた=長野市穂保のリンゴ畑で2019年12月15日、原奈摘撮影

 2019年10月、大型の台風19号が日本列島を襲った。長野県北部の須坂市で果樹園を営む田中久子さん(45)は、強風で木から落ちたリンゴを前に途方に暮れた。台風の直撃前に収穫を急いだが追いつかず、行き場を失ったリンゴは計1トン近くあった。

 リンゴに目立った傷はなかったが、通常の出荷ルートでは「ただ同然」の価格にしかならない。大きな被害を受けた品種「秋映(あきばえ)」は長期保存に向かず、残された時間は少なかった。販売先を探していた時、知人を介して冷凍専門商社「デイブレイク」(東京都品川区)を知った。

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