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データで見る将棋

藤井聡太七段の将棋ブームに陰りの兆し 将棋連盟の物販の売り上げが減少

日本将棋連盟が新グッズとして売り出して即日売り切れた藤井聡太七段のボブルヘッド人形=日本将棋連盟提供

 2019年の将棋界では、藤井聡太七段(17)が王将戦リーグ入りし、挑戦権獲得まであと一歩まで迫って注目を集めた。将棋界は、16年10月の藤井七段のデビュー以来の活躍で空前の大ブームが訪れ、なお続いているようにも見える。日本将棋連盟の公表している財務資料を見ると、藤井七段の最多連勝記録更新に沸いた17年度は各項目の収入が大きく増えたのに対し、18年度は黒字は更に膨らんで順調な一方で、ブームに陰りの兆しもうかがえる。

 将棋連盟の18年度の本業の収入(経常収益)は32億5100万円で、前年度より1億5200万円の増加。支出(経常費用)も9400万円伸び、黒字幅は前年度比1.7倍の1億4200万円に拡大した。

 好調の主な要因は、八つ目の女流棋戦「清麗戦」が創設されるなどし、収入の約7割を占める棋戦契約金収益が1億8200万円押し上げられたこと。支出で事業費が1億強増え、差し引きで約7000万円のプラスになった。

 協賛企業も増えた。囲碁・将棋チャンネルの協賛が付いていた王将戦には、ギョーザ専門店「大阪王将」を展開する「イートアンド」が特別協賛に加わり、不動産業のヒューリックは清麗戦の主催のほか…

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丸山進

これまで東京学芸部や東京経済部などで取材。現在は学芸部で囲碁、将棋を担当する。以前は放送分野を取材したことも。

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