メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

エンタメノート

能を楽しもう(3の前編)日本人の財産「高砂」若い人は謡って 山井綱雄さんに聞く

「高砂」について話す山井綱雄さん=国立能楽堂で、油井雅和撮影

 お正月は、やっぱりおめでたい芸能を初めに見たい。元日朝のテレビでは、能楽では別格の曲「翁(おきな)」が放送されるので、録画してでもぜひ見ていただきたい。さらに、能楽でおめでたい曲といえば「高砂」がある。「高砂や この浦舟に 帆を上げて」で始まり、かつては「結婚披露宴で謡うおじさん」が必ずいたので、「ああ、あれか」という方もいるだろう。落語の「高砂や」でご存じの方もいるかもしれない。学校などでの能楽公演で、この「高砂」を歌ってもらおう、覚えてもらおうと奔走している、金春流(こんぱるりゅう)能楽師の山井綱雄さんに「高砂」についてうかがった。

 年末の国立能楽堂、女子高校生を前にした能楽公演をのぞかせてもらうと、生徒たちが紙を見ながら、大きな声で「高砂」を謡っていた。学校で練習をしてきたのだろう。実に見事なものだ。山井さんは、指導の前に、生徒に向けて「日本人とはなにか、自分で考えて感じてください」と話していた。

この記事は有料記事です。

残り1219文字(全文1627文字)

油井雅和

東京生まれ。東京、大阪で、大衆芸能、笑芸、放送などを取材し、芸術選奨選考審査員、文化庁芸術祭審査委員などを務めた。沖縄好きで学生時代から通い、泡盛は糖質ゼロなので大好き。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  2. 大雨、岐阜で大きな被害 長良川鵜飼いの警備船2隻流出 9日も大雨の恐れ

  3. 「仁義を切ってきたのか」山尾氏入党、国民党内に警戒感 立憲も「合流協議」影響懸念

  4. IS研究第一人者ハシミ氏、殺害される 日本など海外メディアに数多くコメント

  5. 浅間山 小規模噴火の可能性 気象庁事務所「大きな噴石や火砕流に警戒を」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです