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東京半世紀1964-2020

64年、五輪の時代 急速なインフラ整備、五輪が契機 交通技術ライター・川辺謙一さん /東京

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駒沢オリンピック公園。陸上競技場、球技場、体育館などを備えた=世田谷区で1964年8月、本社ヘリから川辺信一撮影
駒沢オリンピック公園。陸上競技場、球技場、体育館などを備えた=世田谷区で1964年8月、本社ヘリから川辺信一撮影

ああ、あの高揚感 今も残る64年生まれの建物やインフラ

 1964年東京五輪の際に進められた社会基盤の整備について、「オリンピックと東京改造」の著書がある交通技術ライター、川辺謙一さん(49)は「五輪は本来関係ないが、整備を早める契機になった」と指摘する。

 64年東京五輪の際は、「東京改造」というべき大規模な都市開発が巨額の経費をつぎ込んで急速に進められた。代表例は、東海道新幹線や首都高速道路、地下鉄、そして都民生活を支える上下水道の整備だ。民間事業でも、ホテルニューオータニのような宿泊施設の整備も進んだ。

 整備は東京五輪のためだけではない。そもそも「首都建設法」の50年施行で、国は急激な人口増加に対応する都市機能を東京で整備しようと考えていた。東京五輪は、東京の貧弱な社会基盤の整備を早める役割を果たしたのではないか。

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