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パラアスリート躍動 「笑顔」と「支え」力に 女子マラソン(視覚障害) 道下美里選手 /山口

練習中の道下選手(左)=福岡市中央区の大濠公園で

 <TOKYO PARALYMPIC GAMES>

 明けましておめでとうございます。今年はいよいよ4年に1度のパラスポーツ(障害者スポーツ)の祭典をもう一度東京で迎えます。半世紀の間に、県内でもパラスポーツに人生を賭けた人々の物語がいくつも生まれました。世界に挑戦した人、競技の普及を目指した人……。この機会に、県内の障害者スポーツの歴史と東京パラリンピックに向けて、今奮闘するパラアスリートの思いをお伝えします。【平塚裕介、堀菜菜子】

 下関市出身で、2016年リオデジャネイロ・パラリンピック女子マラソン(視覚障害)で銀メダルを獲得した道下美里選手(42)=福岡県太宰府市=は、今年の東京パラリンピックでも出場が内定している。日々心掛ける笑顔と周囲の支えを力に、悲願の金メダルに向けて汗を流す。

 中学生の時に難病で右目を失明した。短大卒業後に、実家の本屋を手伝っていたが、今度は25歳で左目の視力もほぼ失い、仕事への意欲を無くして辞めた。「人の手を借りてまで自分が生きる意味はあるのか」。自分の役割や価値がわからず苦悩しながら、26歳で地元の盲学校に入学した。道が開けるきっかけになったのは、体育の授業だ。目が見えなくても、音源に向かったり、伴走者を付けたりして走ることを教えてもらった。風を切…

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