連載

阪神大震災25年

高度成長を遂げた大都市をマグニチュード7・3の地震が襲い、6434人が死亡、二十数万棟の家屋が全半壊した阪神大震災が、2020年1月17日で発生から25年を迎えた。

連載一覧

阪神大震災25年

サッカーJ1神戸、きょう初の天皇杯決勝 雄姿、天国に届いて 誕生・被災…共に歩んだ市民

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
ヴィッセル神戸の誘致をリードした当時の写真を手にする益子和久さん=神戸市須磨区で、梅田麻衣子撮影
ヴィッセル神戸の誘致をリードした当時の写真を手にする益子和久さん=神戸市須磨区で、梅田麻衣子撮影

 阪神大震災の直前に創設されたサッカーJ1・ヴィッセル神戸が1日、新しい国立競技場で開催される天皇杯の決勝に初めて挑む。神戸市須磨区の産婦人科医、益子和久さん(70)はチームを誕生から見守ってきた。大舞台を前に「震災で亡くなった仲間たちへヴィッセルは『プロ中のプロになったよ』と胸を張って報告したい」と目を細める。

 益子さんは、サッカー関係者が集まるレストランの常連だった縁で、1993年に市民団体「神戸にプロサッカーチームをつくる市民の会」(愛称・オーレ!KOBE)を設立。チラシ配りなどの活動で23万人を超える署名を集めた。この熱気が関係者を動かし、岡山県倉敷市を拠点としていた川崎製鉄サッカー部が神戸市へ移転し、ヴィッセル神戸が誕生した。

この記事は有料記事です。

残り717文字(全文1040文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集