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阪神大震災25年

復興住宅、課題は孤独死やひきこもりを防止 問われるコミュニティー創出

コンビニエンスストア脇の「潮芦屋げんきCafe」で談笑する復興住宅の入居者たち。奥には復興住宅が見える=兵庫県芦屋市で2020年1月1日、山田尚弘撮影

 阪神大震災から四半世紀。かつて被災者の「終(つい)のすみか」として整備された災害公営住宅(復興住宅)は、今や被災世帯の割合が5割を切った。被災者の高齢化が進行するなか、いかに孤独死やひきこもりを防ぐかが大きな課題となっている。【井上元宏、韓光勲、中川祐一】

 「いらっしゃい。宴会やってるで」。元日の夕方、兵庫県芦屋市の復興住宅「南芦屋浜団地」近くにあるコンビニエンスストアの店先。ビニールシートの屋根の下に、ジャンパーやマフラーを着込んだお年寄りたちが集まってきた。コンビニの入る建物のオーナー、河原林(かわらばやし)晃(あきら)さん(59)が設置した「潮芦屋げんきCafe」だ。

 寒空の下、鶏鍋とおでんをつつき、日本酒の熱かんで温まると、よもやま話に花が咲く。震災で住んでいたアパートが全壊し、現在は団地で夫(68)と2人で暮らしている田中美智子さん(75)は「この場所が大好き。気楽に立ち寄れて、和気あいあいと話せる」と笑う。

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