メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

中国で「焚書」 図書館への統制強まる

中国甘粛省の図書館で、書籍を焼却処分して「焚書」と批判された写真=中国版ツイッター「微博」から

 中国で図書館に対する統制が強化されている。2019年12月に中国紙「新京報」が、内陸部・甘粛省の図書館で、当局が不適切と判断した宗教関連書など65冊を焼却する「焚書(ふんしょ)」が行われたと報道。インターネット上で批判が高まると地元当局は「個別の職員が規定に従わずに処理した」と釈明した。ただ、背景には教育省が20年3月末までに全国の小中学校、高校の図書館から共産党の方針に反する書籍を一掃するよう指示しており、地方当局による書籍の選別、処分は今後も続きそうだ。

 新京報によると、甘粛省鎮原県(町村に相当)政府の公式ホームページが19年10月23日、同県図書館が「社会主義主流イデオロギー」を発揚するため、担当幹部の立ち会いの下、違法な書籍や宗教関連書など「偏った内容」の本65冊を焼却したとして、女性職員2人が図書館正門前で書籍を焼却している写真を掲載した。

 その後、インターネット上で、秦の始皇帝が2000年以上前に行った「焚書」に例える声が上がり、新京報(電子版)が19年12月8日の論評で「出版物をどう取り扱うかは、社会の知識や文明に対する姿勢を試すものであり、野蛮化してはならない」と疑問…

この記事は有料記事です。

残り540文字(全文1040文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 河井案里議員に「裏切られた」 車上運動員紹介の広島県議を任意聴取 広島地検

  2. 首相、施政方針で「台湾」に言及 異例の演説、どよめきと5秒間の拍手も

  3. まさに「雪乞い」 東京五輪の暑さ対策、少雪でピンチ 豪雪の南魚沼

  4. 中国新型肺炎 「ヒトからヒト」感染確認 「医療従事者14人への感染も」

  5. 日大ラグビー部員を大麻所持容疑で逮捕 部は無期限活動停止に

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです