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/3 食事で選手を支えたい 公認スポーツ栄養士・九州栄養福祉大講師、室井由起子さん /福岡

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スポーツ選手に栄養指導をする室井さん(左)
スポーツ選手に栄養指導をする室井さん(左)

室井由起子さん(34)=遠賀町

 アスリートの強じんで美しい体は、食事からできている。アスリートが食事の中身を変え、意識してトレーニングに取り組めば、自然とパフォーマンスと記録が変わる。気付かせて、さらなる飛躍につなげること。それが役割と考えている。

 「昼食が楽しみだった」「また、お願いしたい」。公認スポーツ栄養士で九州栄養福祉大講師の室井由起子さん(34)の元に昨年10月、東京であった国際大会に出場するため北九州市小倉北区で事前キャンプをした英国車いすラグビー代表チームのメンバーから、感謝の言葉が寄せられた。

 宗教やこだわり、障害の程度、体質などさまざまな制約を抱える選手の昼食を、市の依頼を受け44人の学生とともに用意した。準備したのは、小麦を取らない「グルテンフリー」、菜食主義の「ベジタリアン」など5種類。選手には昼食だけが材料に神経を使うことなくリラックスできる時間だったという。

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