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令和元年は祝賀ムードのうちに過ぎ、天皇代替わりは一段落した感が漂うが、上皇陛下が退位の決意と併せて投げかけられた宿題は手つかずで残されたままだ。国民がこの先も皇室を存続させるつもりなら、今の皇位継承のしくみでは難しいですよ、という問いかけである。
即位を祝う万歳に手を振りつつ、皇室の女性たちには哀切の影が差す。皇后雅子さまの涙、上皇后美智子さまの吐血、眞子さまの結婚延期……。
皇嗣の秋篠宮さまを経て、遠からず皇室の血統を一人で継いでいかざるを得ない悠仁さまと、そんな皇室でも結婚するという女性は、よほど非凡な勇気の持ち主でなければなるまい。
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