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イラン司令官殺害 前嶋和弘・上智大教授/田中浩一郎・慶応大大学院教授

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 米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のスレイマニ司令官殺害について、背景と国際情勢に及ぼす影響を専門家2人に聞いた。

米大統領選前、票固め 前嶋和弘・上智大教授(米現代政治外交)

 昨年末の在イラク米大使館襲撃は、1979年のイラン革命で起きた在テヘラン米大使館員人質事件を想起させるもので、米国で大きく報道された。今秋の大統領選で再選を目指すトランプ米大統領としては、これ以上イランの挑発を看過できないと判断し、スレイマニ司令官殺害に踏み切ったのだろう。

 79年の人質事件では、対応が「弱腰」と批判されたカーター大統領(民主党)が再選を阻まれている。夏以降に選挙戦が本格化するのを前に、トランプ氏としては対イラン強硬政策を求める共和党や保守系支持者の票固めを図った形だ。

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