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ぐんま・ロケ地巡礼

/2 沼田市 映画「いちごの唄」 「絵になる坂」探し求め /群馬

回想シーンで親友同士の少年2人が自転車で駆け下りる「滝坂」。中央奥に白銀に覆われた谷川岳

 「坂」がキーワードの青春ラブストーリー「いちごの唄」(2019年7月公開)。河岸段丘で坂が多い沼田市の特徴に引きつけられた菅原伸太郎監督が、重要シーンのロケ地に取り上げた。

 主人公は優しい心を持つ青年・笹沢コウタ(古舘佑太郎)。中学生の時、親友の伸二が、二人で「天の川の女神」とあがめていたクラスメートの天野千日(石橋静河)を交通事故から守って亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然、東京・高円寺で再会し、環七通りを散歩する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日。また」。毎年二人は七夕に会い、散歩をするが、ある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる……。

 そもそも「いちごの唄」と沼田市とは何もつながりがない。菅原監督がテレビ番組で紹介された市内の坂の映像を気に入ったのが始まりだった。18年夏、観光課がロケの相談を受けたが、夏祭り(8月3~5日)を控えて職員らは手いっぱい。経済部長の中村一喜さん(60)と観光課職員の2人で監督が頭に描く「絵になる坂」探しを始めた。

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