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昭和天皇の「人間宣言」に関与 山梨勝之進氏の日記を発見 戦中・占領期の実態解明に期待

終戦時に学習院長を務めた山梨勝之進・元海軍大将

 昭和天皇の信任があつく、天皇が自らの神格化を否定した「人間宣言」に関与した終戦時の学習院長、山梨勝之進・元海軍大将(1877~1967年)が書いた1945(昭和20)年の日記が、子孫が保管する遺品から見つかった。山梨が学習院の存続や皇太子(現上皇)の教育問題に奔走していた時期で、接触した連合国軍総司令部(GHQ)関係者や閣僚の名や日時、場所などが書かれている。当時の要人のなかでも山梨が残した文書や証言は少ない。いまだに謎が多い戦中・占領期の実態解明に役立つ1次史料として注目される。

 山梨の孫で埼玉県在住の山梨乾一(けんいち)さん(74)が両親から受け継いだ仏壇の書類中にあり、山梨の足跡を執筆準備中の濱田重幸・元毎日新聞記者(71)が入手して調査した。他の同時代史料との一致などから本人の日記と分かった。他に山梨宛ての手紙や、山梨没後の偲(しの)ぶ会の録音テープも親族宅などから見つかった。

 日記は45年の宮内省(当時)職員用手帳。縦12・5センチ、横6・8センチで、1ページが4日分の体裁。鉛筆書きが多く、1月中は住所録のような記載で、2月中旬ごろから日程を記入。以後、ほぼ連日、面会相手の名前や時刻、訪問先や旅行先などが日本語に英語交じりで記されている。

 記載で目立つのは、敗戦後に始まるGHQ関係者との接触だ。GHQが大日本帝国時代の統治体制変革に着手する中で学習院の存続が危ぶまれ、皇…

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