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「桜を見る会」考

「合法的」に公文書を隠蔽する政権のたちの悪さ 瀬畑源氏

瀬畑源・成城大非常勤講師=東京都千代田区で2019年11月26日午後2時36分、内藤絵美撮影

 首相主催の「桜を見る会」を巡る問題では、公文書である招待者名簿を、内閣府が会の約1カ月後、野党議員が資料請求した昨年5月9日にシュレッダーで廃棄したことにも批判が集まった。バックアップデータも復元されず、不適切な人物を招待した疑惑も検証できないままだ。公文書管理に詳しい瀬畑源・成城大非常勤講師は「公文書管理法の理念を無視し、抜け道を使って合法的に隠蔽(いんぺい)した。政治倫理的に極めて問題だ」と指摘し、文書がないことを理由に説明責任を果たさない政府の姿勢に疑問を投げかける。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

 ――桜を見る会の問題を、公文書管理のあり方という観点でどう分析しますか。

 ◆この国の政治が、何か問題が起きた時に公文書を公開した上で議論し、改善策を出すという動きができないことを非常に分かりやすく示した例だと思います。野党側が資料を出せと求めても、政府側は「口頭で答弁しているからいいでしょ」と押し切っています。桜を見る会は民主党政権でも開催されていました。昔から首相枠や与党枠があり、政治的に利用される性格があったのだと思います。安倍晋三首相時代に拡大したのは確かですが…

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