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詩歌の森へ

俳誌「円虹」300号=酒井佐忠

 冬日の照らす海が見える。神戸のホテルの会場に俳誌「円虹(えんこう)」主宰の山田佳乃(よしの)の晴れやかな姿があった。創刊300号の祝賀会。山田佳乃の母、弘子が創刊した直後には阪神淡路大震災に見舞われた。弘子は「伝統俳句に新しさを」と強く意識し、稲畑汀子の片腕となって「ホトトギス」を支えた。だが9年前の早朝、句会に出かけるため自宅を出た直後に75歳で急逝した。<海光の中に身を入れ初鏡>。最後の句集『月の雛』の一句が記憶に残る。

 母の後の主宰を山田佳乃が継いだ。まだ40代の若さ。以後、俳句にまい進した。「母の後を追い、毎日休み…

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