森田童子の歌世界、映画化へ「落ちていく、という言葉が好きだった」 高橋伴明監督が支援募る
毎日新聞
2020/1/6 15:11(最終更新 1/6 17:46)
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1970年代から80年代前半に活躍し、素顔を見せることなく、ライブハウスを中心に若者の人気を得た伝説のシンガー・ソングライター、森田童子をご存じだろうか。2018年春に亡くなって2年。この春の三回忌に合わせて、「政治の季節」の若者の思いを映した、童子の悲しくて優しい歌の世界を映画化する企画が立ち上がった。同じ世代で若い頃に童子の影響を受けた高橋伴明監督がメガホンを取り、童子さんの世界を愛する俳優の佐伯日菜子さんが出演を快諾した。企画者は多くの人々に童子の世界を知ってほしいと、制作費支援を呼びかけている。【油井雅和】
童子はライブハウスから活動を始め、1975年にレコードデビュー。学園闘争を経て社会へ出ようとしていた若者の心をつかんだ。だが、83年のアルバムを最後に活動を休止してしまう。
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