場面緘黙症の小6パティシエ、工房実現にクラウドファンディングで資金募る 滋賀・近江八幡

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母千里さん(右)とスイーツを作る杉之原みずきさん=滋賀県近江八幡市の県立男女共同参画センターで2019年12月22日午後2時12分、蓮見新也撮影
母千里さん(右)とスイーツを作る杉之原みずきさん=滋賀県近江八幡市の県立男女共同参画センターで2019年12月22日午後2時12分、蓮見新也撮影

 特定の場面で声が出なくなる「場面緘黙(ばめんかんもく)症」の小学6年、杉之原みずきさん(12)=滋賀県近江八幡市=がパティシエとして自分の店を持つ夢を実現しようと、13日までインターネットのクラウドファンディングで資金を募っている。みずきさんが市内で2019年4月から月1~2回開く「みいちゃんの1日スイーツカフェ」は、本格派のスイーツを目当てに毎回、長蛇の列ができるほどの評判。全面開業は中学卒業後の23年3月を予定しており、みずきさんは日々腕を磨いている。

 場面緘黙症は「不安障害」に分類される疾患で、慣れないことに不安を感じて回避してしまう先天的な性質(行動抑制的気質)に起因する。家庭内では普通に話せるが、学校など普段と異なる人や場所、場面に接すると、極度の不安や緊張から話せなくなり、自分の体が自分でうまく動かせない。数百人に1人、幼少期に発症するとされている。

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