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変革

第11部 プロ野球 パ・リーグ/12 エース岩隈の信念

 大阪市内の自宅はいつも報道陣に取り囲まれていた。「俺、何か悪いことしてるのかな?」。当時、大阪近鉄バファローズのエースだった岩隈久志(38)は心の中でつぶやいた。2004年秋、近鉄がオリックス・ブルーウェーブと合併することが決定。紆余(うよ)曲折の末、東北楽天ゴールデンイーグルスが新規参入することになった。球界の枠組みが決まっても、岩隈は一人、荒波の中に取り残された。オリックス入りか、楽天か――。球界関係者、ファンが動向に注目していた。

 旧近鉄、オリックスの選手を楽天と合併球団のオリックスに振り分ける分配ドラフトが11月8日に行われる。岩隈にとって不幸だったのは、オリックス側に選手を選択する優先権が与えられていたことだった。まず、オリックスがほしい選手25人をプロテクトし、残りの選手から楽天が選ぶのが基本的な流れだった。

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