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キャッシュレスまだ遠く…アラブのお札に見る「あこがれの職業」「悲しみ」「退屈」

エジプトで最高額の200ポンド紙幣には、古代の憧れの職業だった「書記」が描かれている=2019年12月18日、篠田航一撮影

 何を買うにも電子決済するキャッシュレス社会が到来しつつあるが、アラブ諸国では、まだまだ紙幣が主流だ。古代文明、そしてイスラム化を経て現在に至るまで、歴史の中で培われたバラエティー豊かな各国のお札事情を探ってみた。【カイロ篠田航一】

古代の人気職業がお札に

 エジプトで子供たちに人気の職業は何か。統計はないが、地元メディアの街頭インタビューでは医師、サッカー選手、女優、エンジニア、公務員――などの答えが多い。

 では「古代」は? 中王国時代(紀元前21~同18世紀ごろ)の文書には、「心を書物に向けよ。書記は困窮することはない」との言葉が出てくる。ヒエログリフ(神聖文字)を駆使し、石碑やパピルス(古代の紙)に文章を書ける人物は、数千年に及ぶ古代王国の官僚制度を支えてきた。

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