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臨床用iPS細胞 分化時に異常、ストック事業の根幹揺らぐ 

分化後に異常が見つかったiPS細胞

 iPS細胞を用いた臨床研究では、移植後のがん化という最大のリスクを避けるため、細胞の全ゲノム解析などで事前に異常の有無が調べられる。その具体的な試験結果はほとんど明らかになっていなかった。

 専門家が問題視するのが、分配先の研究機関や分配する容器によって異なる異常が生じたり、異常の有無が違ったりした点だ。iPS細胞の性質が不安定な可能性も示唆される。仮にそうなら、ある機関で分化段階の試験結果から安全と評価されても、元の株の安全性が担保できなくなる。

 異常が確認された遺伝子の一つARID1Aは「がん抑制遺伝子」の中でも特に重要で、壊れるとがんを発症しやすくなるとされる。遺伝子上の変異の位置やパターンについて複数の専門家は「危険性が高い」「正常な細胞では見られないパターンだ」と指摘した。

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