メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 「日本にいると不老不死だと錯覚しがちだけど、私は悟っているんです」

 昨年12月にアフガニスタンで銃撃され、73年の生涯を閉じた福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表だった医師、中村哲さん。2年半前、市内であった活動報告会で聴衆から「いつも危険と隣り合わせで怖くないか」と聞かれた中村さんはそう答えた後、こう続けた。「私には用水路という後継者がいますから」

 干ばつと戦乱で荒れた砂漠に全長25キロにも及ぶ用水路を引く際、中村さんが参考にしたのが私の実家近くにある筑後川の山田堰(ぜき)だ。現地の人たちが補修しやすいよう、江戸時代に作られたこの堰の取水技術に着目したのだという。正月に山田堰を訪ねると、中村さんの死を機に堰の存在を知った人たちが見学に来ていた。

この記事は有料記事です。

残り125文字(全文455文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ファクトチェック 新型コロナ「五輪延期後に検査急増」は本当か 「感染隠蔽」説を検証すると…

  2. NYの看護師が死亡 防護服不足でごみ袋着用 新型コロナ

  3. 専門家、新型コロナ「第2波」懸念 「中国と比べものにならない感染者が日本に」

  4. 安倍首相「長期戦の覚悟を」「気を緩めれば急拡大」「現金給付行う」 新型コロナで記者会見

  5. 特集ワイド コロナショック マスク買い占めは迷惑行為 「どうしても欲しくて」長い行列…

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです