「鈴木」姓発祥の地とされる和歌山県海南市は、ゆかりの場所である国史跡「鈴木屋敷」を復元するため、2回目のクラウドファンディング(CF)を始めた。復元に向けた国からの補助金が減額されたためで、引き続き寄付を募ることにした。
鈴木一族は熊野地方から平安末期に海南市に移り住んだとされる。藤白神社境内に一族が住んだ屋敷が朽ち果てた状態で残っている。境内の一部が国史跡「熊野参拝道」に指定されたことをきっかけに、神社や地元経済界、海南市などが屋敷の復興を計画した。
総事業費は1億5000万円で6割を国と県、海南市が負担。残り6500万円が藤白神社の負担となるが、海南市は2019年、支援のために、CFなどで資金を集めた。
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