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阪神大震災25年 5強想定悔い、現場立つ 兵庫県立大大学院減災復興政策研究科長・室崎益輝さん

=望月亮一撮影

室崎益輝さん(75)

 震災発生当時は神戸大工学部教授。兵庫県と神戸市の防災会議専門委員を務め、神戸市の地域防災計画では想定震度を5強とした。そんな都市を震度7の激震が襲った。

   ◇

 発生した時、副実行委員長を務める日米都市防災会議のため大阪にいた。2日目の日程を現地調査に変え、私もタクシーで大学へ向かった。渋滞のため(兵庫県)西宮市内から歩くと、沿道の家屋は壊滅状態。日本の家は構造上粘りがあると聞いていたので驚いた。

 有史以来の地震を検討し、神戸は5強しか起きないと判断した。震度7は誰も本気にしない空気があったし、自治体関係者から「7では大きすぎて何もできない」と言われた。妥協といえばその通り。無力さが身に染み、悔しさしかなかった。

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