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for Tokyo 2020/7止 父は「幻の五輪」世代 元聖火走者、平和かみしめ /愛知

父仁三さんが執筆した「韋駄天親子三代記」を手に思い出を語る、鶴沢正仁さん=北名古屋市で

 長い五輪の歴史では、国の思惑にアスリートたちが翻弄(ほんろう)された時代があった。「戦前私たちが果たそうとして果たせなかった夢を、次の世代がかたちこそちがえやりとげてくれる」。約20年前に88歳で亡くなった、鶴沢仁三さんが書き残した本「韋駄天親子三代記」は、そんな書き出しから始まる。

 鶴沢さんの次男正仁さん(72)=名古屋市=は、1964年東京五輪の聖火ランナーを務めた。戦争で五輪出場がかなわなかった父の思いを背負っての1・2キロだった。

 正仁さんは文武両道の陸上一家に生まれた。祖父一作さんは東京帝国大(現在の東京大)の陸上部で、短距離で活躍。特に頭角を現したのが京都帝国大(現在の京都大)に進んだ父仁三さんで、400メートルや800メートルで全国屈指の成績を挙げた。36年のベルリン五輪の頃は調子を落として日本代表入りを逃したが、その後復調。40年に開催予定だった東京五輪への出場が確実視されていた。

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