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ミニ論点

イラン、米軍に報復攻撃 明海大外国語学部准教授・小谷哲男氏/日本エネルギー経済研究所・坂梨祥氏

 報復の連鎖が続く米国とイラン。今後の見通しを2人の専門家に聞いた。

 米軍によるイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官の殺害後、事態のエスカレーションが心配されてきたが、今回のイランによる攻撃は逆に、米国とイランの双方が事態の沈静化を目指すきっかけになると思う。

 イランは以前から、司令官殺害への報復を明言しており、イラク国内の施設への攻撃は米国にとって想定内だっただろう。攻撃による犠牲者も確認されていない。攻撃後にトランプ政権の関係者に話を聞いたが、イランはわざと標的を外し、米軍に大きな被害を出さないようにしたと見ているようだった。米国は2019年6月のイランによる無人機撃墜などへの報復をしてこなかったが、司令官殺害でやることはやったと示せたし、今回の攻撃で犠牲者が出なければ、これ以上やり返す必要性もない。

 イランにとっても攻撃で報復をしたとメンツを保つことができた。お互いに拳を一度下ろすには良いタイミングだし、双方が事態の沈静化を望んでいるという意思を伝え合っている段階だと思う。

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