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タンチョウ1215羽観察 12月調査で最多 北海道 

12月としては最多となる1215羽が観察された道のタンチョウ調査=鶴居村の鶴見台で2019年12月5日、平山公崇撮影

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 北海道は8日、国の特別天然記念物・タンチョウの今年度1回目の分布調査結果を発表した。観察されたのは前年同期を199羽上回る1215羽で、12月の調査としては最多だった。2回目は、給餌場への飛来が本格化する24日に行われる。

 タンチョウは北海道に生息し、一時絶滅が危ぶまれたが、保護活動で少しずつ増えて、2016年1月には過去最高の1320羽が確認された。環境省は生息域を分散させるため、冬季の給餌を見直して15年度から1割ずつ減らしている。

 道の調査は、越冬分布や規模を調べるため、1952年から開始。今季の1回目は昨年12月5日、9振興局管内41市町村の313カ所で行った。観察された野生個体の内訳は、釧路1038羽▽十勝138羽▽根室24羽▽日高6羽▽オホーツク4羽▽胆振と空知各2羽▽留萌1羽(住民からの情報提供)▽宗谷0羽――だった。

 調査結果について、専修大学北海道短期大の正富宏之名誉教授は「前年は広く道北、道東、道央に分布が見られたが、(今回の調査では)道東の釧路に集中した。調査日前に宗谷をはじめ十勝、根室などが冷え込んだため、大給餌場がある釧路への移動を促進した可能性がある」とコメントした。【平山公崇】

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