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キノコ、イグアナ…悠久の時が作った絶景 “天然の博物館”石見畳ケ浦

風化による自然の造形。イグアナ(手前)やキノコ(右)のように見える=島根県浜田市国分町で2019年11月17日、竹内之浩撮影

 荒波に削られて切り立った高さ25メートルの「海食崖」を貫くトンネルを抜けると、目の前に広がるのは長い時が造り出した不思議な岩の世界。島根県浜田市国分町にある国天然記念物の石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)。1932年に指定され、多くの地学現象が見られる「天然の博物館」だ。【竹内之浩】

 畳ケ浦は約1600万年前の砂岩層の浅い海底が地殻や海水面の変動で水面近くに現れ、波による浸食で水平に削られた「波食棚」で広さ約4・9ヘクタール。「節理」という亀裂が縦横に走り、畳を敷き詰めたように見えるため「千畳敷」と呼ばれる。

 その上に並ぶのが「ノジュール(団塊)」と呼ばれる高さ30~40センチ、直径50センチ前後の腰掛け状の丸い岩。海に向かって11列あり、畳ケ浦を代表する景観だ。貝の化石から出る炭酸カルシウムなどが砂岩を固くし、周囲が波に浸食されて残った。

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