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西川前社長「また裏切られた」 ゴーン被告記者会見、日産関係者ら批判

記者団の取材に応じる日産の西川広人前社長=東京都内で、2020年1月9日午前9時13分、小坂剛志撮影

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 カルロス・ゴーン被告(日産自動車前会長)の記者会見から一夜明けた9日、実名で批判された日産関係者からは怒りの声が上がった。西川広人前社長兼最高経営責任者(CEO)は同日朝、自宅前で報道陣の取材に応じ、「拍子抜けした。あの程度の話なら日本で話すべきだった」と指摘。「また裏切られた思いだ。クーデターの話は何を根拠にしているか分からない」と述べた。【小坂剛志、本橋敦子】

 ゴーン前会長が実名で指摘したのは、西川氏のほか、ハリ・ナダ専務執行役員、川口均前副社長、豊田正和社外取締役、大沼敏明元秘書室長、今津英敏元監査役の計6人。日本政府関係者の実名は明かさなかったが、経済産業省出身の豊田氏については「政府当局と結びついている」などとし、日産と日本政府による「陰謀」で日産を追放されたと訴えた。

 豊田氏は同日朝、「法律違反で国外に出ている人の自作自演にお付き合いする暇はない」と冷ややかに語り、保釈条件に違反して逃亡した前会長を批判した。

西川前社長の一問一答

 ――ゴーン前会長は記者会見で、(検察の逮捕を)「クーデター」として西川氏を名指しで非難した。受け止めを。

 ◆受け止めというか、どんなことを言うのかと思っていたら、拍子抜けした。あの程度の話なら、日本で話すべきだった。結局、日本の裁判で有罪になるのが怖いということで逃げてしまった。僕としては、また裏切られた思いが強い。一昨年に想定もしなかった不正に出くわし、信頼していたのが大きく裏切られた。今回、また、裏切られた思いだ。クーデターうんぬんの話は何を根拠にしているかわからない。私たちもぴんとこない。想定していなかった不正に対処していた。何が言いたかったのかな、というのが正直な気持ちだ。

 ――一連の出来事は、ルノーの影響を排除するためという主張もあったが。

 ◆ルノーの影響を排除といっても、ルノーはパートナー。その中で、意見の違い、方向性の議論があるのは当たり前。去年もあったし、今でもある。それと不正は次元の違う話。それ以上聞かれても、あのレベルの話ではお話しすることはない。日本で話すべきだった。やはり日本から逃げたかったのではないか。

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