「自殺は部下からの逆パワハラ」 静岡市職員の遺族が損賠提訴へ

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静岡市役所=静岡市葵区で2019年2月21日、島田信幸撮影
静岡市役所=静岡市葵区で2019年2月21日、島田信幸撮影

 静岡市の50代の男性職員が2014年12月に自殺したのは、部下からのパワーハラスメントなどが原因だとして、職員の遺族が10日、市に約6200万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁に起こす。代理人弁護士が9日明らかにした。職員の自殺は公務災害に認定されているが、市は「パワハラは確認できない」との内部調査をまとめ、遺族への謝罪も拒否している。裁判でパワハラの有無が争われることになる。

 訴状によると、市の外部機関に勤務していた職員は14年4月ごろ、部下の男性から仕事の遅延を責められるようになり、同9月以降は「いいかげんにしろ。やると言ってやっていないじゃないか」などと、1日1回程度罵倒された。職員の手帳には「逆パワハラを受けている」などと記されていた。また、パソコンの記録などから自殺する4カ月前から月100時間を超える時間外勤務があった。

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