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1・17あの日から私は

阪神大震災25年/2 船越君、弟弟子ができたよ 将棋棋士・森信雄さん(67)

船越隆文さんが亡くなったアパートの跡地(奥)を訪れ、当時を振り返る将棋の森信雄七段=兵庫県宝塚市で、久保玲撮影

 震災で倒壊したアパートの下敷きになって死んだ弟子。自宅の近くに呼んだ自分を責める日々が続いた。前を向くきっかけは、弟子の母から届いた手紙だった。

 自宅は兵庫県宝塚市にあるが、震災当日は東京の将棋会館にいた。対局中に「家族はみんな無事。船越君は捜索中」という妻からの伝言メモを見せられ、終局後の深夜、17歳だった弟子の船越隆文君が自宅アパートの下敷きになって亡くなったことを知った。

 船越君は出身地の福岡県から大阪の研修会に通っていたが、研修会の上の奨励会試験に合格して、大阪に出てきた。無口で誠実な少年。弟子の中で一番信頼していた。誘惑の多い都会で遊びを覚えないよう、僕の家のすぐ近くのアパートに住まわせた。

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