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2020五輪・パラ 八幡平のリンドウ 岩手 表彰台彩る「勝利」の花

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「花っ娘」の宮野亜由美さん(中央)。「作る人が笑顔なら、お客さんもうれしいと思う」と話す。東京五輪では、生産したリンドウを受け取るメダリストの笑顔が見られるかもしれない=岩手県八幡平市の工房で
「花っ娘」の宮野亜由美さん(中央)。「作る人が笑顔なら、お客さんもうれしいと思う」と話す。東京五輪では、生産したリンドウを受け取るメダリストの笑顔が見られるかもしれない=岩手県八幡平市の工房で

子育てママら手塩かけ栽培

 東京五輪とパラリンピックで表彰台に立った選手に贈られる花束「ビクトリーブーケ」。東日本大震災で被災した東北3県の花が使われる。岩手はリンドウだ。日本一の生産量を誇る八幡平市のリンドウ農家は「メダリストに花を添えられるのはうれしい」と喜ぶ。

 肌を刺すような冷たい風が吹く昨年12月中旬、岩手山を間近に望めるリンドウ畑。宮野亜由美さん(37)が、土の中から顔を出す新芽を指さした。「来年、咲く予定です」と大切そうに見つめた。

 標高の高い場所に咲き、寒さに強いリンドウにとって、八幡平市は絶好の環境だ。1960年代から栽培されるオリジナル品種「安代(あしろ)リンドウ」の生産量は全国のリンドウ全体の35%を占める。一株に付く花の数が多く、青紫に咲く花の発色が鮮やかなことから、海外での人気も高い。

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