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論点

米国VSイラン、対決の行方

 イラン革命防衛隊精鋭部隊のソレイマニ司令官が3日、イラクの首都バグダッドで米軍の攻撃を受けて死亡した。イランは猛烈に反発、8日にイラク領内の米軍基地に弾道ミサイルを撃ち込んだ。トランプ米大統領は同日の演説で「武力を使いたくない」と軍事衝突を回避すると表明したが緊張は続く。今後の展望、日本の果たすべき役割を聞いた。

 イランが駐留米軍への弾道ミサイル攻撃に踏み切った理由は二つある。イランでは昨年10月以後、デモが頻発するなど国の屋台骨がぐらぐらし始めている。当初は、今回の事件を奇貨として引き締めができると思っていたはずだが、英雄ソレイマニ司令官の死を悼むイラン国民の世論が予想以上に強まった。報復しなければ国内を抑えるのが難しくなるという理由が一つ目だ。二つ目は、事態がこれ以上悪化することを防ぎたいとのメッセージを米国に送る狙いだ。

 イランは圧倒的な軍事力を誇る米国との全面戦争を避けたいし、これ以上の緊張激化も望んでいない。だが何もしないままでいれば事態はますます悪化する。それを防ぐためには早く布石を打つ必要があった。また仮に米国がその意図を理解しなかった場合に備え、第二、第三の攻撃を仕掛ける能力があると米国に示す狙いもあったと見られる。

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