スケートボードを小脇に抱えた一人の若者が、神社に入ってきた。「スポーツ振興の神」を祭るとされる亀戸香取神社(東京都江東区)。目標が書き込まれたスポーツ選手の灯籠(とうろう)が並ぶ参道を抜け、スケートボード男子の堀米雄斗(21)=XFLAG=が9日、初詣した。
「何をお願いしたかですか? これってあまり言わない方がいいんですよね(笑い)。今年は大きな年。自分にとってもチャンスなので、頑張ろうかと」
7日に21歳の誕生日を迎えた。アスリートとしては若手だが、スケートボード界では必ずしもそうではない。東京五輪で初採用された新競技。若者の五輪離れを危惧する国際オリンピック委員会(IOC)肝煎りの競技だ。スケートボードの国際競技団体は、五輪出場に年齢制限を定めていない。国際大会では10代前半の選手も活躍する。
この記事は有料記事です。
残り701文字(全文1056文字)
毎時01分更新
◇塩ひとつまみ、うまみ凝縮 大寒も過ぎ、冷え込みは今が本番…
「気がつくと、所持金は103円でした。4日の仕事始めに出勤…
かつて多数のテロ・ゲリラ事件に関与し、犠牲者を出してきた過…