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88歳母、寝たきり70歳娘と心中 「逆老老介護」限界に 福岡のサ高住、経済的不安募り

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娘の介護に不安を抱き、無理心中を図ったとみられる高齢の母親が倒れていた現場。事件翌日には花が手向けられていた=2019年12月17日、一宮俊介撮影
娘の介護に不安を抱き、無理心中を図ったとみられる高齢の母親が倒れていた現場。事件翌日には花が手向けられていた=2019年12月17日、一宮俊介撮影

 2019年の師走、福岡市西区で共に高齢の母と娘が亡くなっているのが見つかった。状況から88歳の母親が寝たきり状態の70歳の娘を刃物で刺し、無理心中を図ったとみられる。高齢者向けの共同賃貸住宅で2人で暮らし「逆老老介護」生活を続けていた母親は、娘の体調の悪化や経済的な不安を周囲に訴えていたという。【浅野孝仁、一宮俊介、柿崎誠】

 福岡県警西署などによると、12月16日朝、母娘が暮らす「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」に隣接する公園で母親が首などから血を流した状態で見つかり、近くには包丁と遺書があった。2人の部屋では娘も首を切られ死亡していた。

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