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ポスト「冷戦後」のかたち

宇宙の覇権狙う中国 アルゼンチンに初の「基地」 米国の「裏庭」で存在感

 東西冷戦時代、米国とソ連は軍拡競争とともに宇宙技術を発展させた。冷戦終結から30年を経て、世界には中国の台頭により米中露の新たな対立構図が浮上。軍拡競争は再燃の兆しを見せる。とりわけ宇宙空間を巡っては、その利用能力でロシアをしのぐとされる中国が、米国との覇権争いを激化させつつある。

 米国の「裏庭」と呼ばれてきた中南米。その主要国であるアルゼンチンで2018年4月、中国の「宇宙探査研究センター」が稼働を始めた。

 パタゴニア地方最大都市の中部ネウケンから車で4時間。ラスラハス近郊の高原地帯に同センターはあった。直径35メートルの巨大なアンテナがそびえ立つ。中国は、地球の反対側にあたるこの地で人工衛星の情報を受信することで宇宙空間のカバー領域を大幅に拡大できる。

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