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カンボジア・水祭り 豊穣の大河、祖国の誇り

大叙事詩ラーマーヤナに登場するハヌマーン神を表すフェイスペイントを施したボートレースの競技者=カンボジアで2019年11月、高橋智史さん撮影

 約半年間の雨季が明ける11月。カンボジアでは、伝統行事の一つ「水祭り」が満月に合わせ、3日間にわたり開催される。水祭りは雨季明けを祝い、乾季を迎え入れ、豊穣(ほうじょう)をもたらす大河へ感謝をささげる国を挙げての最大の祝い事となっている。首都プノンペンの王宮前を流れる「トンレサップ川」の岸辺には数万人が集い、水祭りの華である大型の手こぎボートレースに人々は歓喜する。

 11月10日から12日にかけて行われた昨年の水祭りは、カンボジア全土から1万9218人のこぎ手と291艇のボートがレースに参加し、トンレサップ川を勇壮に彩った。

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