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/5止 東京五輪柔道銅メダリスト 金義泰さん(78) 国より“人”で応援 /奈良

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獲得した銅メダルを手に、当時の様子を思い出す金義泰さん=天理市内で、稲生陽撮影
獲得した銅メダルを手に、当時の様子を思い出す金義泰さん=天理市内で、稲生陽撮影

 在日韓国人で天理大柔道部で師範を務めた金義泰さん(78)=天理市=は、柔道が初採用された1964年の東京五輪に中量級の韓国代表として出場し、銅メダルを獲得した。当時は日韓の国交正常化前。当初は批判にもさらされたという金さんには、五輪はどう見えているのか。【聞き手・稲生陽】

 ◆私は神戸市長田区出身の在日韓国人2世です。両親は韓国・釜山の出身で、父はいわゆる徴用工として半年間無給で働かされたこともあると聞いています。私の学生時代も在日コリアンが普通に就職するのが難しく、神港高校(現・神港学園高)から柔道指導者の養成コースがあった天理大に進みました。

 韓国代表として国際大会に出たのは1961年の世界選手権から。初めて国籍を強く意識しましたが、日本代表として出場した友人たちは変わらず接してくれました。64年の東京五輪も韓国代表で出場しましたが、日本で生まれ育った在日韓国人としては、国を背負うという思いはあまりなかったですね。

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