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文学者らが語り合う「寂聴」の魅力 「小説の原形は自身に」

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瀬戸内寂聴さんの文学作品について語り合う登壇者たち=東京都新宿区西早稲田の早稲田大小野記念講堂で2019年12月9日、須藤唯哉撮影
瀬戸内寂聴さんの文学作品について語り合う登壇者たち=東京都新宿区西早稲田の早稲田大小野記念講堂で2019年12月9日、須藤唯哉撮影

 97歳になった今も幅広く活躍する作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの文学者としての功績をとらえなおすイベント「寂聴サミット~いま、瀬戸内寂聴の文学に立ち向かう~」が昨年12月9日、東京都新宿区の早稲田大小野記念講堂で行われた。瀬戸内さんを敬愛する作家や詩人ら4人が登壇し、具体的な作品を取り上げながら「寂聴文学」の魅力について語り合った。

 登壇したのは、詩人で早稲田大教授の伊藤比呂美さん▽批評家の尾崎真理子さん▽作家の高橋源一郎さん▽作家の平野啓一郎さん。 瀬戸内さんは私小説に加え、大正期の人気作家を描いた『田村俊子』や歌人の岡本かの子を題材にした『かの子撩乱(りょうらん)』、アナキストの大杉栄と共に惨殺された伊藤野枝の『美は乱調にあり』など、時代にあらがっていきる女性の伝記小説も発表してきた。

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