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トレンド観測

Theme 文化財とVR 本物への理解深める

 近年、VR(仮想現実)や高精細画像などの最新デジタル技術を駆使した作品を博物館や美術館で目にする機会が増えてきた。とりわけ文化財分野での活用が目立つ。

 東京国立博物館のミュージアムシアター。「皆様を文化財に出合う旅へとご案内します」と女性ナビゲーターが呼びかけると、幅6・6メートルの大型スクリーンにVRで再現された奈良・東大寺の正倉院が映し出された。普段立ち入ることができない内部空間へと鑑賞者を誘い、現場にいるような臨場感がある。宝物の一つ「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」が立体的に浮かび上がり、螺鈿の輝きから細部の装飾まで美しさを伝える。

 2013年開設のシアターは、最新技術を導入して18年にリニューアルオープン。本作は昨秋の特別展「正倉院の世界」に合わせて公開された(既に終了)。制作した凸版印刷は、高精細撮影や三次元形状計測で対象をデータ化し、忠実に再現。同社文化事業推進本部のPR担当、宮下治枝さんは「現物を鑑賞する前に見ることで、より理解が深まる」と期待する。

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