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工芸の地平から

複数公募で世界観鮮明に=外舘和子

 筆者が2度目の審査員を務めた韓国国際陶磁ビエンナーレ(KICB)が韓国・利川世界陶磁センターで開催中(5月31日まで)だ。10回目を迎えた同展は今回さまざまな改革を行った。最も画期的な改革は、通常の公募展が1作家1作品の公募方式を取るのに対し、各作家に複数の作品で応募させる一種のポートフォリオ方式を採用したことである。陶芸の国際公募展はイタリア、日本、台湾などさまざまな地域で行われているが、少なくとも陶芸界では世界初の試みであろう。

 展覧会場は82カ国1599名から選ばれた42名のオブジェ作家や器の作家が、それぞれ複数の作品で空間を構成。いわば42作家のインスタレーションないし個展の集合である。この新方式により、各作家の世界観や陶芸に対する考え方、全体的な力量が見られるようになった。審査基準については審査員間で事前に話し合い、創造性、技術力、空間構成力、テーマ性の四つの基準で合意した。さらに、実物の並ぶ会場の他にウェブサイト…

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