メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

eスポーツ選手権 N高「まりも」さんがリベンジ導く 前年は不完全燃焼「リーダーになる」

リーグ・オブ・レジェンド部門で優勝して喜ぶN高の「まりも」こと井上瑞貴さん(中央右)ら=東京都渋谷区で2019年12月29日、丸山博撮影

[PR]

 2019年12月に東京都内で開かれた第2回全国高校eスポーツ選手権(毎日新聞社など主催)の決勝大会。N高のメンバーとして出場した「まりも」こと井上瑞貴さん(17)は、エースとしてチームをリーグ・オブ・レジェンド(LoL)部門の優勝に導いた。ベスト4止まりだった前回のリベンジを果たし、参加119チームのトップに立った。

 もともとクラスを盛り上げるような性格だったが、中学1年の終わりごろにふとしたきっかけで友達が離れていき、不登校に。そこで熱中したのが、小学5年で始めたパソコンゲームだった。通信制のN高を選んだ理由も「ゲームに時間を割きたかった」からだった。

 N高に入った18年は、五輪公認大会が開催されるなどeスポーツが熱を帯び始めていた頃。部活動は「eスポーツ部」に入り、世界的に人気が高く、5人と5人で対戦する陣取りゲームのLoLにのめり込んだ。同じ部のメンバーとチームを組み、19年3月に開かれた第1回大会のLoL部門決勝大会に挑んだ。

N高eスポーツ部の「まりも」こと井上瑞貴さん=東京都中央区で2019年12月11日、玉城達郎撮影

 大会前には「あまり練習をしなくても優勝できる」と自信があった。LoLは1人でもプレーができ、メンバーはいずれも1人プレーで高い平均点をたたき出していたからだ。しかし、大会ではメンバー同士の連携がうまくいかず、準決勝で敗れた。「不完全燃焼だ」と悔やんだ。

 第2回大会に向けて、チームのリーダーになろうと自ら手を挙げた。うまくまとめられるか怖かったが、何よりリベンジを果たしたかった。1人でプロを目指すアマチュアのチームに加わり、5人で勝つための武者修行を積んだ。

N高eスポーツ部の「まりも」こと井上瑞貴さん=東京都中央区で2019年12月11日、玉城達郎撮影

 以前は両親から「ゲームばかりして」とあきれられていたが、今は応援してくれている。現在は2年生で、父親と将来について「高校卒業までにプロゲーマーになる道が開けなかったら、プログラミングの専門学校に進んでゲームクリエーターを目指そう」と話し合っている。

 プロゲーマーへの道は険しいかもしれない。それでも今は「人より得意なものが見つけられた」という充実感にあふれている。【竹下理子】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 女性専用車両「男性の目がないから…」TV番組炎上 「痴漢こそ問題視すべきだ」声も

  2. 岐阜中3自殺 市教委いじめ認め謝罪「寄り添えていなかった」

  3. 「金払う、サンドバッグ、土下座--から選択」いじめ34件を認定 岐阜の中3転落死

  4. 岐阜・中3いじめ転落死 同級生3人を強要容疑で書類送検 岐阜県警

  5. ナイキの「厚底シューズ」禁止 世界陸連が新規則 英メディア報道

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです