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ヤクルトのドラ1奥川、金田正一氏の展示に「400勝はとてつもない数字」 新人研修

展示された故・金田正一氏のユニホームに笑顔を見せる奥川恭伸(左)らヤクルトの新人選手たち=東京都文京区の野球殿堂博物館で2020年1月10日(代表撮影)

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研修を受けるヤクルト・奥川恭伸投手(左端)、中日・石川昂弥内野手(手前)ら新人選手たち=東京都内で2020年1月10日午後0時30分、中村有花撮影

 ヤクルトのドラフト1位、奥川恭伸投手(石川・星稜高)が10日に東京都内で行われた日本野球機構(NPB)主催の新人選手研修会に参加した。5日に入寮し、7日からは新人合同自主トレーニングがスタート。慣れない環境の中で奮闘する日々だ。この日は長時間の座学も行われ、真剣に聴講した。

 午前中は野球殿堂博物館を見学した。奥川が見入ったのは、前人未到の400勝を挙げ、2019年10月に86歳で死去した金田正一氏に関連する展示。ヤクルトの前身、国鉄スワローズ時代のユニホームや、完全試合達成時のウイニングボールなどがあり、「400勝というのは、とてつもない数字だと改めて思った」という。

 博物館には、19年秋のU18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)の高校日本代表の寄せ書きもあり、懐かしそうに目をやった。U18W杯で登板した際の自身の写真も飾られており、これには「びっくりした」。「こうして飾っていただいているので、それにふさわしい選手になれるよう、これから頑張りたい」と恐縮しつつ話した。

 午後は講義が目白押し。反社会的勢力や薬物乱用についての講義では、講師役の警視庁組織犯罪対策部の幹部が「これからは、見知らぬ人たちが皆さんに近づいてくる。中には、反社会的勢力といわれる人も含まれる」と忠告。19年に麻薬取締法違反容疑で逮捕・起訴された俳優に「人は、出会う人によって大きな違いが生まれる。これからは、付き合う相手をよく選んでいくんだよ、と言った」とエピソードを披露。「皆さんも、付き合う相手を誤ると、時と場合によっては、職を失うことになりかねないことを忘れないでもらいたい」と呼び掛けた。会場にぴりっとした空気が生まれ、心なしか奥川の背中も伸びた。

 休憩の際は、中日の石川昂弥内野手(愛知・東邦高)やロッテの佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)、阪神の西純矢投手(岡山・創志学園高)ら高校日本代表のメンバーと、U18W杯以来の再会を楽しんだ。「髪が伸びたな」とか、「自主トレはどんな感じなのか」といった会話を交わしたという。

 疲れからか休憩時間には机に伏せて一休みする場面もあったが、記者らにカメラを向けられていることをチームメートから指摘され、恥ずかしそうに顔を上げた。研修終了後に取材に応じた奥川は「自分が想像していたプロ野球の世界は明るいものだったが、身近にいろいろな危険があって、気をつけないといけないことを学べてよかった」と話した。11日からは再び、合同自主トレに加わる。【中村有花】

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