メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚・新刊

『最果ての決闘者』=逢坂剛・著

 (中央公論新社・2090円)

 西部劇の大ファンで自ら日本ではきわめて珍しい西部小説を書き始めた逢坂剛のシリーズ第二弾。

 箱館戦争に敗れた新選組の土方歳三がなんと五稜郭で死なず、アメリカの船でフロンティア時代の西部へと渡る。奇想天外。

 土方は箱館の戦いで重傷を負い記憶を喪失している。それでも剣の腕は立つし、吹き針という秘技も持っているから西部のガンマンたちにも屈しない。

 物語の設定は意表を突くが、細部の充実さがあり荒唐無稽(こうとうむけい)を感じさせない。西部の男たちはどんな旅をしていたか、どんなものを食べていたか、地形はどうだったか。細部がきちんと調べて書かれている。

この記事は有料記事です。

残り183文字(全文471文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東京都、新たに130人以上感染 累計1000人超え 新型コロナ

  2. 緊急事態宣言「非常に切迫」 西村経済再生相、東京の118人感染判明受け

  3. 「要請」なのに罰則? ドイツから帰国した研究者が日本の「水際対策」に感じた違和感

  4. 児童手当受給世帯、子供1人につき1万円支給へ 政府コロナ緊急経済対策

  5. 医療従事者153人の感染判明 院内感染も発生 医療崩壊の懸念 新型コロナ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです