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池澤夏樹・評 『テロリストの誕生 イスラム過激派テロの虚像と実像』=国末憲人・著

 (草思社・3190円)

 二〇一五年一月にパリで起こった「シャルリー・エブド事件」から今日で五年と五日が過ぎた。

 風刺漫画をもっぱらとする週刊紙の編集部に二人の男が押し入って、会議で集まっていた人々を射殺した。

 その二日後、同じパリのユダヤ人が多い地域で男が人質をとってスーパーに立てこもるという事件が起きた。この二つで計十七人が殺された。犯人たち三人も死んだ。

 同じ年の十一月、パリのバタクラン劇場のコンサート会場に三人の男が入って銃で聴衆を次々に殺した。ほぼ同時に近隣のカフェなどに別の男たちが乱入して無差別に人を殺した。この同時多発テロで計百三十人が亡くなった。

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